黒ダンと白ダン

GMです。

今回は以前仁田も紹介してた

新感覚セットアップを

もう一度取り上げよう！

ポリエステル エアリードッツ

テーラードジャケット & イージーパンツ

なぜもう一度取り上げるかというと、

ネタが切れたからとか、

仁田への嫌味とかからではない。

定番アイテムが多いメンズビギの中で、

これは完全無欠の新型であり、

ものスゴい反響があるからなのだ。

初回生産分の在庫が

早々に底を尽いていたところに

最近では珍しい追加生産分が投入され、

さらに新色のネイビーが加わり

さらにパワーアップ！

なんといってもこの驚愕の軽さ！
それもそのはず、
このジャケットは凹凸のある
ポリエステルのニット素材。

でもニット素材特有の型崩れがなく、
カチッと見えるところはさすがである。

ラグジュアリーなスポーティーさと

リラックス感が同時に堪能できる、

まさに天にも昇る着心地なのだ！

仁田曰く、

「これ着たまま、熟睡できますね」

「・・・・」

私は心の中で、

『お前の場合はネクタイ締めて

革靴履いたままでも熟睡できるだろ！』

と思ったが、

この男に言っても

暖簾に腕押しなので止めといた。

さらに仁田曰く、

「これAV男優が撮影の休憩中に着るのに

ピッタリじゃないですか」

「・・・・」

私は心の中で、

『お前、もっとほかにイイ例えあるだろ！』

と思ったが、

この男に言っても

馬耳東風なので止めといた。

さて、このセットアップであるが、

実は私も以前から密かに狙っていたのだ。

ただ、在庫が少ないので躊躇していたら、

まさかの追加投入で道が開けたのである。

しかし、唯一懸念されるのは

仁田の厳しい視線である。

私は自分が気に入った服は

誰にも相談することなく

勝手に買うことにしているが、

これは至極当然のことだと思っていた。

ところが…

私が新調した服を店に着ていくと

いつも仁田は、

「あれ？ GM！

いつ買ったんですか？ それ！

何でボクに一言も相談しないで

黙って買うんですか！」と、

なぜか詰問口調で責め立てるのだ。

私は何で怒られてるのかワケが分からず、

それでも条件反射で

「あ、ゴメンゴメン！」

と取り敢えず謝るのが常であるが、

このやり取りは一体何なのか？

いまだに不明である。

いつか私は仁田に

『お前はオレの女房か母ちゃんか！』

と言ってやりたいが、

この男に言っても・・・

さて話を戻そう。

私はこのセットアップを買うにあたり、

何でわざわざ許可を貰わなきゃいけないのか

疑問に感じながらも後でメンドクサイから

先に仁田に言っておこうと決めた。

しかし、そこには再び懸念材料があった。

それはこんな素敵なセットアップのことを

仁田はAV男優に例えていたことである。

断っておくがAV男優だって立派な仕事だ。

ただ、私がこのセットアップを買う！

と言えば、

この男のひねくれた思考回路から

『GMはAV男優に憧れている→ 

 GMはAV男優になりたがっている』

と曲解されそうな気がしたのである。

私は恐る恐る仁田に告解した。

「オレさ… このセットアップ買おうと

 思ってるんだよ…」

好きな服を買うだけなのに

一体この気分は何なんだろう。

「えっ⁉️ マジですか？」

予想通りの反応だが、

私は自分の信念を貫くつもりだった。

「GM！ 何色にするつもりですか⁉️」

私は怯まなかった。

「黒だよ」

「黒ですか⁉️ 

 それじゃあ、黒男優じゃないですか！」

黒男優？

私にはこの男の言ってる意味が

サッパリ分からなかった。

すると仁田は間髪置かず

思いがけないことを言ったのである。

「GMが黒男優になるなら、

 ボクは白男優になります！」

誰も頼んでもいないのに…。

どうやら仁田もこのセットアップが

ずっと気になっていたらしい。

しかし、

自分が不用意に口にしたAV男優発言が

自らの首を絞めていたのだ。

アハハ！ 可哀想なヤツ。

ということで、

この度私と仁田はメンズビギ横浜店にて

黒男優と白男優(略して黒男と白男)として

めでたくメジャーデビューしたのだ。

（漫才コンビか！）

黒男dism  GM (ツッコミ担当)

白男dism  仁田 (ボケ担当)

現在メンズビギ横浜店では、

トリオ漫才を目指すべく

紺男dism も募集中である。

アホらし！